Pgpool-II 4.6および4.5.6などがリリースされました
待望のPgpool-II 4.6がリリースされました。
Pgpool-II 4.6では、多くの新機能追加、改善が行われています。主なものは以下です。
- ログのローテーションを指示する新しいPCPコマンドが追加されました。
- リロードでlogging_collector関連のパラメータの変更が可能になりました。
- クエリキャッシュを削除する新しいPCPコマンドが追加されました。
- クエリキャッシュを強制的に作成することができるようになりました。
- 新しいPGPOOL SET CACHE DELETEコマンドで特定のクエリキャッシュを削除できるようになりました。
- 新しい設定パラメータlog_backend_messagesが追加されました。これは、バックエンドからのメッセージをログするものです。
- PostgreSQL 17のSQLパーサの導入
- Watchdogのhostnameとheartbeat_hostnameパラメータがIPv6対応しました。
また、同日Pgpool-II 4.5.6などもリリースされました。 リリースアナウンス
主なバグ修正は以下です。
- per_node_error_log()のエラーメッセージでコロンが重複して出力される不具合を修正しました。
- pool_signalの不具合を修正しました。
- pool_passwdパラメータにデフォルト値以外のファイルが指定されている場合に、pg_md5とpg_encがパスワードファイルを更新しない問題を修正しました。
- ストリーミングレプリケーションモードにおけるクエリキャッシュのいくつかの不具合を修正しました。
詳しくは4.6リリースノートおよび4.5.6リリースノートをご覧ください。
tags: Pgpool-II - Major-releases - 4.6 - Minor-releases - 4.5.6. 4.4.11 - 4.3.14 - 4.2.21