ストリーミングレプリケーションにおける同期レプリケーションと同じユーザインターフェイスで、ロジカルデコーディングを使って同期レプリケーションソリューションを構築することができます。
そのためには、ストリーミングレプリケーションインターフェイス(「ストリームレプリケーションプロトコルインターフェイス」参照)を使ってデータをストリーム出力します。
ストリーミングレプリケーションクライントが行っているのと同じように、状態の更新
(「ストリーミングレプリケーションプロトコル」参照)メッセージを送信しなければなりません。
synchronous_standby_names
がサーバ全体に適用されるのに対し、ロジカルデコーディングを通じて変更データを受け取る同期レプリカは、単一のデータベースのスコープの範囲で動作します。
このことにより、複数のデータベースが同時に使用される環境では、ロジカルデコーディングを使った同期レプリケーションはうまく動きません。