Pgpool-II 4.4devel 文書 | |||
---|---|---|---|
前のページ | 上に戻る | 第 3章サーバの準備と運用 | 次のページ |
Pgpool-IIは管理者がPgpool-IIのステータス取得や、リモートからのPgpool-IIプロセスの停止といった、管理操作を行うためのインターフェイスを提供しています。 pcp.confはこのインタフェースの認証に使われるユーザ/パスワードのファイルです。 全ての動作モードにおいてpcp.confの設定が必要です。 Pgpool-IIのインストール中に$prefix/etc/pcp.conf.sampleが作られます。 そのファイルを$prefix/etc/pcp.confという名前でコピーしてユーザ名とパスワードを追加してください。
$ cp $prefix/etc/pcp.conf.sample $prefix/etc/pcp.conf
空白行や#で始まる行はコメントと見なされ無視されます。 ユーザ名とそれに対応するパスワードは以下の形式を使って1行で書かれなくてはなりません。
ユーザ名:[md5暗号化されたパスワード]
[md5暗号化されたパスワード]は、$prefix/bin/pg_md5コマンドで作成できます。
$ pg_md5 your_password 1060b7b46a3bd36b3a0d66e0127d0517
パスワードを引数に渡したくない場合はpg_md5 -pを実行してください。
$ pg_md5 -p password: your_password
pcp.confは、Pgpool-IIを実行するユーザから読み取り可能になっていなければなりません。