Pgpool-II 4.4devel 文書 | |||
---|---|---|---|
前のページ | 上に戻る | 第 4章Watchdog | 次のページ |
クエリモードでは、PostgreSQLサーバの障害やpcp_detach_nodeによってすべてのDBノードがPgpool-IIから切り離されると、watchdogはPgpool-IIサービスが停止状態にあるとみなし、watchdogに割り当てられた仮想IPを停止します。 ですので、Pgpool-IIのクライアントは仮想IPを使ってPgpool-IIに接続できなくなります。 これは、複数のアクティブPgpool-IIが存在するスプリットブレインを回避するために必要です。
watchdog が停止状態のPgpool-IIに実IPで接続しないでください。 なぜなら、watchdog がダウン状態のPgpool-IIは、他のPgpool-II watchdogから情報を受け取れないので、他のPgpool-IIから、バックエンドの状態がずれるかもしれないからです。
watchdog が停止状態のPgpool-IIは、アクティブのPgpool-IIにもスタンバイのPgpool-IIにもなれません。 停止状態からの復帰にはPgpool-IIの再起動が必要です。
停止通知パケットが他のPgpool-IIに送られる前に、以前の仮想IPが停止したことを確認するので、アクティブPgpool-IIが停止してからスタンバイPgpool-IIが新しいアクティブに昇格するまでには数秒を要します。