Pgpool-II 4.3がリリースされました
待望のPgpool-II 4.3がリリースされました。
Pgpool-II 4.3では、多くの新機能追加、改善が行われています。主なものは以下です。
- watchdogノードが削除されたときにもquorum/VIPを維持するために、新しくwatchdogにメンバーシップ機構が導入されました。
- 負荷分散ノードの選択時にレプリケーション遅延が最小のスタンバイノードを選択できるようにしました。
- pcp_promote_nodeで昇格するノードIDを指定できるようにしました。
- PostgreSQLが管理者によってシャットダウンされたとき、またはpg_terminate_backendによって強制終了されたときに、フェイルオーバを発生させないように設定できるようにしました。
- pcp_proc_info、SHOW POOL_PROCESSES、およびSHOW POOL_POOLSコマンドにより有用な情報を表示するために、新しいフィールドを追加しました。
- pcp_node_infoがすべてのバックエンドノード情報を一覧表示できるようにしました。
- 実際のPostgreSQLの状態を示す新しいフィールドをSHOW POOL_NODESとその同種のコマンドに追加しました。
- ミリ秒単位でログにタイムスタンプを出力できるようにしました。
- PostgreSQL 14 の SQL パーサを取り込みました。
- pgpool.confファイルでincludeディレクティブに対応しました。
- pgpool.confのサンプルファイルは、設定を容易にするために単一のサンプルファイルに統合されました。
- pgpool.confサンプルファイルのすべての構成パラメータは、どのパラメータを変更する必要があるかを明確にするためにコメント化されました。
詳しくはリリースノートをご覧ください。
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