PostgreSQL 15.1, 14.6, 13.9. 12.13, 11.18がリリースされました
PostgreSQL 15.1などがリリースされました。
主な修正は以下です。
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1GBを超える一時テーブルのCREATE/DROPを行うと、最初のセグメントファイルが残ってしまうバグが修正されました(15.1のみ)。一時テーブルはPostgreSQLの再起動で消去されるため、通常あまり問題にならないですが、15.0を運用中にPostgreSQLがクラッシュして異常終了した場合には、手動でそうしたファイルを削除する必要があります。なお、この問題は一時テーブル以外でも、通常テーブルのDROPがWALがreplayされた場合にも起こります。詳細はリリースノートをご覧ください。
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VACUUMの同時実行の際にデータベースがクラッシュして再起動する可能性がある問題が修正されました。15と14で問題が報告されていますが、他のバージョンでも起こる可能性があります。
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PostgreSQL 10.xはEOLとなり、今回からリリースされていません。
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これ以外にも多数バグ修正が行われています。詳細はリリースノートをご覧ください。
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その他の詳しい技術情報はSRA OSSのtech blogをご覧ください。