Pgpool-II 4.4がリリースされました
待望のPgpool-II 4.4がリリースされました。
Pgpool-II 4.4では、多くの新機能追加、改善が行われています。主なものは以下です。
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動的スペアプロセス管理機能の追加。これにより、num_init_childrenが大きく、かつ実際に接続するクライアントの数が大きく変動する環境で性能が改善されます。性能評価のブログはこちら(英語)
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クエリキャッシュのロックの競合を減らして高速化しました。性能評価のブログはこちら(英文)
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ストリーミングレプリケーションモードで、レプリケーションの遅延を時間で指定できるようにしました。
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Pgpool-IIはPostgreSQLと同じようにunix_socket_directories、 unix_socket_groupおよびunix_socket_permissionsをサポートしました。
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listen_addressesおよびpcp_listen_addressesで、カンマ区切りの複数のリッスンIPアドレスを設定できるようになりました。
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trusted_serversが上位接続を確認するために使用するコマンドを指定できるようになりました。
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PostgreSQL 15 のSQLパーサを取り込みました。
詳しくはリリースノートをご覧ください。
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