Pgpool-II 4.4.1などがリリースされました
Pgpool-II 4.4.1などがリリースされました。
主なバグ修正と改良は以下です。
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Pgpool-II 4.4.0において、replication mode/snapshot isolation modeでの時刻データを含む更新問い合わせで、クエリ書き換えの不具合によるクエリエラーが発生していたのを修正しました(4.4.1のみの修正)。
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Watchdogを使った構成で、ヘルスチェックの間隔やリトライが大きい場合にバックエンドの障害が検知されてもフェイルオーバがされないことがある不具合を修正しました(4.0以降のみ)。
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アボートされたトランザクションの中でのROLLBACK TOが動作しなくなっていたのを修正しました(4.3以降のみ)。
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クエリキャッシュが2GB以上に設定されていた場合に不具合が発生するのを修正しました。
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SSLエラーのSSL_ERROR_ZERO_RETURNが発生するとフェイルオーバすることがあるのを修正しました。
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PostgreSQLでidle_session_timeoutが設定されていると不具合が発生するのを修正しました。
なお、Pgpool-II 3.7系列は今回が最後のリリースです。3.7のユーザはなるべく早く4.0以降にアップグレードすることをお勧めします。
tags: Pgpool-II - Minor-releases - 4.4.1 - 4.3.4 - 4.2.11 - 4.1.14 - 4.0.21 - 3.7.26