Pgpool-II 4.6.4などがリリースされました
Pgpool-II 4.6.4などがリリースされました。
主な改良とバグ修正は以下です。
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既存の接続を再利用する際に不要なapplication_timeの処理を削除しました。これにより、特に地理的に離れたバックエンドノードでのパフォーマンスが向上します。
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時間計算を常にlong longで行うようにして、いわゆる2038年問題に対応しました。
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CopyOutでのセグメントフォルトを修正しました。
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Watchdogのスプリットブレインを回避するようにしました。
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存在しないプリペアドステートメント使用時のFATALエラー防止しました。
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recovery_1st_stage.sampleでBashのディレクトリ削除を安全に行うよう修正しました。
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クエリキャッシュ無効化時の不要な警告が出ないよう修正しました。memcachedサポートが無効な場合、クエリキャッシュ無効化時に不要な警告が出ていました。 これにより006.memcachedリグレッションテストが失敗していました。
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–with-memcached指定なしでコンパイルする際のエラーを修正しました
なお、Pgpool-II 4.2は今回のリリースを最後にEOLとなりました。
tags: Pgpool-II - Minor-releases - 4.6.4 - 4.5.9 - 4.4.14 - 4.3.17 - 4.2.24