PostgreSQL用クラスタソフトのPgpool-IIの最新安定版3.6.1がリリースされました。
主な改良点は以下です。
また、今回からRPMにpgpool_admが含まれるようになりました。
PostgreSQL用クラスタソフトのPgpool-IIの最新安定版3.6.0がリリースされました。
主な改良点は以下です。
PostgreSQL 9.6.1などのマイナーバージョンアップがありました。
主な修正は、データベースアクセス中に"could not read block XXX: read only 0 of 8192 bytes"に対する対応です。 比較的重要な問題なので、Wikiページが設けられています。 詳細はこちらをご覧ください。 DBがこの問題に該当しているかの調べ方も紹介されています("Detection of broken FSM files")。
今回リリースされたのは以下のバージョンです。 なお、9.1系は今回が最後のリリースです。
ダウンロードは以下から。
前回のメジャーバージョンアップから8ヶ月、PostgreSQL 9.6.0がリリースされました。 主な新機能・改良は以下の通りです(たくさんの機能が追加されています。そこからかなり個人の趣味で抜粋しています)。
本家アナウンスはこちら。 日本語の情報は、SRAOSSが提供する技術情報をご覧ください。
ダウンロードは以下から。
PostgreSQL用クラスタソフトのpgpool-IIが一斉にバージョンアップしました。 様々なバグ修正が含まれており、速やかにアップデートすることをおすすめします。今回リリースされたのは以下のバージョンです。
PostgreSQL 9.5.4などのマイナーバージョンアップがありました。
今回のリリースはバグ修正のほかに2つの脆弱性対策が含まれています。 脆弱性の一つは、CASE式の扱いに関するものです(CVE-2016-5423)。 もうひとつは、データベース名に二重引用符やバックスラッシュを含む場合に関するものです(CVE-2016-5424)。 これに関連して、Carriage Return や Line Feed を含むようなデータベース名は将来使えなくなる可能性があるとされています。
今回リリースされたのは以下のバージョンです。
ダウンロードは以下から。
PostgreSQL 9.5.3などのマイナーバージョンアップがありました。
今回のリリースはバグ修正のみで、脆弱性対策は含まれていません。GINインデックスの更新でメモリーリークやクラッシュへの対策、まれに起こる可能性のあるプランナのエラーなどが修正されています。
今回リリースされたのは以下のバージョンです。
ダウンロードは以下から。
日本PostgreSQLユーザ会の文書・書籍分科会によるPostgreSQL日本語マニュアル作成プロジェクトから PostgreSQL 9.5.2 対応版がリリースされました。
まだ上記ページに最新版が上がっていない場合はこちらをご覧ください。 私のGitHubのページには上記で公開されたものの元SGMLファイルから生成したHTMLファイルが置いてあります。 またプロジェクトで修正されたものを取り込んで定期的に更新されます。
PostgreSQL用クラスタソフトのpgpool-IIが一斉にバージョンアップしました。 様々なバグ修正が含まれており、速やかにアップデートすることをおすすめします。今回リリースされたのは以下のバージョンです。
PostgreSQL 9.5.2などのマイナーバージョンアップがありました。
9.5.0/1で、Cロケール以外でデータベースを運用している場合、プラットフォームによっては文字型データ検索結果が不正になるバグが見つかっています(Cロケールで運用している場合には影響がありません)。 これは、9.5で導入された文字型データの検索の高速化機能のバグ(正確には、OSが提供している機能のバグ)によるもので、残念ながらどのプラットフォームにも適用できる修正方法が分かっていないため、この高速化機能自体が9.5.2では停止されることになりました。
もうひとつの重要な修正として、発生確率は低いものの、データベースがクラッシュしたときにデータが失われる可能性があるバグが修正されました。
また、行レベルセキュリティに関連する脆弱性(CVE-2016-2193) と、contrib/pageinspectに関する脆弱性CVE-2016-3065)が修正されたセキュリティフィックスリリースになっています。
今回リリースされたのは以下のバージョンです。
ダウンロードは以下から。
日本PostgreSQLユーザ会の文書・書籍分科会によるPostgreSQL日本語マニュアル作成プロジェクトから PostgreSQL 9.5.1 対応版がリリースされました。
私のGitHubのページには上記で公開されたものの元ファイルが置いてあります。 ただし、プロジェクトで修正されたものを取り込んで定期的に更新されます。
PostgreSQL 9.5.1などのマイナーバージョンアップがありました。 通常のバグ修正に加え、正規表現関数を悪用してバックエンドをクラッシュさせることのできる問題と、PL/Java (Java言語関数)の不正な権限昇格問題が修正されたセキュリティフィックスリリースになっています。 今回リリースされたのは以下のバージョンです。
ダウンロードは以下から。
PostgreSQL用クラスタソフトのpgpool-IIが一斉にバージョンアップしました。 様々なバグ修正が含まれており、速やかにアップデートすることをおすすめします。今回リリースされたのは以下のバージョンです。
なお、pgpool-II 3.0系のマイナーリリースは今回が最後になります。
PostgreSQL用クラスタソフトのpgpool-IIの最新安定版3.5.0がリリースされました。 併せて、pgpool-II用のGUIツール pgpoolAdmin も3.5.0になりました(pgpoolAdmin 3.5.0は、3.5以前のpgpool-IIでも使用できます)。
主な改良点は以下です。
前回のメジャーバージョンアップから1年、PostgreSQL 9.5.0がリリースされました。 主な新機能・改良は以下の通りです(たくさんの機能が追加されています。そこからかなり個人の趣味で抜粋しています)。
本家アナウンスはこちら。 日本語の情報は、SRAOSSが提供する技術情報をご覧ください。
ダウンロードは以下から。
PostgreSQLのマイナーバージョンアップがありました。今回は、JSON/JSONB、pgcryptoセキュリティfixが含まれています。
今回リリースされたのは以下のバージョンです。
ダウンロードは以下から。
JPUGの有志によるPostgreSQLの日本語マニュアル翻訳活動の成果がGitHubで公開されています。しかし残念ながら肝心の成果物であるHTMLファイルの最新版がJPUGのオフィシャルサイトで公開されない状態が続いているためここに公開することにしました。 こちらをご覧ください。
PostgreSQL用クラスタソフトのpgpool-IIの最新安定版3.4.3他がリリースされました。
不正やクエリキャッシュが残ってしまう問題(3.4.3のみ)や2GB以上のクエリキャッシュが使えない問題などが修正されました。また、3.4ではsegfaultする重大なバグを直しているので、速やかなアップグレードをおすすめします。 詳細はリリースノート(3.4.3)、 リリースノート(3.3.7)、 リリースノート(3.2.12)、 リリースノート(3.1.15)、 リリースノート(3.0.19) を参照下さい。
ダウンロードはpgpool-IIページから。
RedHat/CentOS用のRPMはyumリポジトリから。
6月4日に9.4.3などリリースされたばかりですが、再びPostgreSQLのマイナーバージョンアップがありました。
今回のリリースでは、5/22のリリースの後、9.3系, 9.4系に新たに発見されたマルチトランザクションに関するバグの修正がメインになっています。このバグによりクラッシュリカバリ後の再起動ができなくなるという致命的な障害が引き起こされるので、9.3系、9.4系のユーザには、開発者はすみやかなアップグレードを推奨しています。
なお、バージョンアップ後再起動した際にDBのマルチトランザクションデータに異常が見つかると、緊急自動VACUUMが走ります。DBのサイズによってはVACUUMに時間がかかる可能性があるので、手動でDBを修正する方法も紹介されています。詳細はリリースノートをご覧ください。
今回リリースされたのは以下のバージョンです。
ダウンロードは以下から。
5月に9.4.2などリリースされたばかりですが、9.4.2などにバグが作りこまれてしまったわかったため、9.4.3などが緊急リリースされました。 このバグは、データベースクラスタにpostmasterの起動ユーザ(通常postgres)が書き込み権限を持たないファイル、ディレクトリ、シンボリックリンクがあると、クラッシュ後の再起動に失敗するというものです(ここにより詳しい説明があります)。
なお、近日中に9.4.4などのリリースが予定されています。これは、マルチトランザクション関連のバグが新たに発見されたためです。よって、すでに9.4.2などを導入済みで上記バグに該当しない方は、9.4.3の導入をスキップして9.4.4のリリースを待ったほうが良いかもしれません。
今回リリースされたのは以下のバージョンです。
ダウンロードは以下から。
今回のリリースではいくつかセキュリティfixも行われていますがそれほど重大なものはなく、それよりもトランザクション周回により、データが見えなくなってしまう問題の修正が重要と考えます。この問題は、マルチトランザクション処理に起因するものであり、PostgreSQL 9.4系、9.3系だけで発生します。
念の為に修正されたセキュリティfixもあげておきます。
今回リリースされたのは以下のバージョンです。
ダウンロードは以下から。
PostgreSQL用クラスタソフトのpgpool-IIの最新安定版3.4.2他がリリースされました。
watchdogやレプリケーションモード、pcpコマンドなどの重要なバグ修正が含まれています。 また、3.4ではsegfaultする重大なバグを直しているので、速やかなアップグレードをおすすめします。 詳細はリリースノート(3.4.2)、 リリースノート(3.3.6)、 リリースノート(3.2.11)、 リリースノート(3.1.14)、 リリースノート(3.0.18) を参照下さい。
ダウンロードはpgpool-IIページから。
前回より提供されているRPMはyumリポジトリから。
PostgreSQL用クラスタソフトのpgpool-IIの最新安定版3.4.1他がリリースされました。
とりわけ3.4.1における重要なバグ修正が多数含まれています (NOTIFY、クエリキャンセル、セグフォルト、メモリーリークなど、多数の重要な問題が修正されています)。 詳細はリリースノート(3.4.1)、 リリースノート(3.3.5)、 リリースノート(3.2.10)、 リリースノート(3.1.13)、 リリースノート(3.0.17) を参照下さい。
ダウンロードはpgpool-IIページから。
今回より、RPMはyumリポジトリから提供されるようになり、利便性が増しました。
PostgreSQL 9.4.1などがリリースされました。今回はバグ修正だけでなく、セキュリティfixを含みます。
今回リリースされたのは以下のバージョンです。
ダウンロードは以下から。
前回のメジャーバージョンアップから1年3ヶ月、ようやくPostgreSQL 9.4.0がリリースされました。 主な新機能・改良は以下の通りです(たくさんの機能が追加されています。そこからかなり個人の趣味で抜粋しています)。
SELECT mode() WITHIN GROUP (ORDER BY i) FROM unnest(ARRAY[1,2,2,3]) AS u(i); mode ------ 2 (1 row)
本家アナウンスはこちら。 日本語の情報は、SRAOSSが提供する技術情報をご覧ください。
ダウンロードは以下から。
PostgreSQL用クラスタソフトpgpool-IIの最新版3.4.0が正式にリリースされました。 pgpool-II 3.4の主な新機能は以下です。
詳細はリリースノートをご覧ください。
ダウンロードは以下から。 http://pgpool.net/mediawiki/index.php/Download
PostgreSQL用クラスタソフトのpgpool-IIの最新安定版3.3.4他がリリースされました。
watchdogの重要なバグ修正、フロントエンドがpgpool-IIへの接続を正常に切断しなかった場合にpgpool-IIがハングする問題、不安定なネットワークでバックエンドへの接続に失敗する問題など、多数の重要な問題が修正されています。 詳細はリリースノート(3.3.4)、 リリースノート(3.2.9)、 リリースノート(3.1.12)、 リリースノート(3.0.16) を参照下さい。
ダウンロードはpgpool-IIページから。
RPMやインストーラも同時更新されています。
PostgreSQL 9.3.5などがリリースされました。 クリティカルなものとしては、pg_upgradeのバグ(関連情報)、クラッシュリカバリのバグ、GINインデックスのバグ、GiSTインデックスなどがあります。 脆弱性の修正はありませんが、早めのアップグレードをおすすめします。
また、実行環境の脆弱性というわけではありませんが、リグレッションテスト(make check)中に起こり得る脆弱性の問題が修正されています。
なお、PostgreSQL 8.4系のリリースは今回が最後になります。 8.4系をお使いの方は、早急に9.0以降にバージョンアップすることをお勧めします。
今回リリースされたのは以下のバージョンです。
本家アナウンスはこちら。 日本語の情報は、SRAOSSが提供する技術情報をご覧ください。
ダウンロードは以下から。
PostgreSQL用クラスタソフトのpgpool-IIの最新安定版3.3.3他がリリースされました。
"unnamed statement does not exist"が発生する問題や、Watchdog周りの問題など、多数のバグ修正が行われています。 また、Coveryを使って検出された問題が多数修正されています。 詳細はリリースノート(3.3.3)、 リリースノート(3.2.8)、 リリースノート(3.1.11)、 リリースノート(3.0.15) を参照下さい。
ダウンロードは以下から。
2ノード構成(2台のサーバに、pgpool-II, PostgreSQLが1セットずつインストールされている構成)専用の3.3.3用のインストーラが提供されています。 インストーラを使うと、pgpoolAdmin、watchdogも含めて簡単な質問に答えるだけでセットアップが完了します。 (CenOS 6 x84_6_64用)
RPM/SRPMは、PostgreSQL 9.3用と9.2用で別パケージとして提供されています(CenOS 6 x84_6_64用) 詳細はダウンロードページにて。
先月PostgreSQLのセキュリティリリースがあったばかりですが、PostgreSQL 9.3.4などがリリースされました。
一ヶ月間隔でマイナーバージョンアップがあるのはPostgreSQLとしては異例のことですが、その理由はPostgreSQL 9.3.3にデータ破壊の問題が見つかったためです。
9.3.2や9.2以前のバージョンにはこの問題はありません。
詳細についてはこちらをご覧ください。
この問題はちょっと厄介で、インデックススキャンの結果見つからないデータが出てくるなどが典型的な現象ですが、じゃあインデックスを作りなおせば済むかというと、そういうわけでもなくて、主キーの行がなぜかテーブル内に複数存在する、などの現象が起きることもあります。
ただし、この問題が発生するのはWALのリプレイを通じてのみなので、クラッシュ後のWALを使ったリカバリ、PITRを使ったリカバリ、standbyサーバにおけるWALリプレイを使っていないケース、すなわちスタンドアロンでの利用で、かつクラッシュしたことがない、PITRのリカバリをしたことがない、ということであれば該当しないことになります。
逆に、standbyサーバでは影響を受ける確率は高くなります。
データ破壊が起きているかどうかを確認するには、
のどちらかを行うのが確実です。何もエラーが出なければ、問題はなかったことになります。
運悪く問題が発生していることがわかった場合は、standbyサーバであればbasebackupからやり直せば良いだけなので簡単です。
スタンドアローンのサーバはちょっとやっかいで、REINDEXでもVACUUM(FULL)でもdump/restoreでも直らず、重複した行を手動で取り除くなどの厄介な対策が必要になります。
なお、PostgreSQL 8.4系のリリースは今回が最後になります。 8.4系をお使いの方は、早急に9.0以降にバージョンアップすることをお勧めします。
今回リリースされたのは以下のバージョンです。
本家アナウンスはこちら。 日本語の情報は、SRAOSSが提供する技術情報をご覧ください。
ダウンロードは以下から。
PostgreSQLのセキュリティリリースがありました。対応されたセキュリティfixは以下です。
このほか、WALのリプレイロジックのバグによるパニックの発生の修正、GINインデックスの不整合、ステートメントタイムアウトの扱いのバグによるバックエンドのハングの可能性、ロケールにja_JP.SJISを指定した時にある種のプラットフォーム(RedHat等)でクライアントエンコーディングが正しくセットされないバグ、pgbenchでスケールファクタが大きい時に途中経過が正しく表示されないバグなどが修正されています。
今回リリースされたのは以下のバージョンです。
なお、マイナーバージョンアップでは異例のことですが、9.3.3では新しいGUCパラメータ vacuum_multixact_freeze_min_age, vacuum_multixact_freeze_table_age, autovacuum_multixact_freeze_max_age が追加されています。 これは、共有行ロックで使われる multiact ID(multiple transaction ID)のフリーズ処理に不十分な点があり、古い行ロックが無視されてしまう障害への対応の一環です。
本家アナウンスはこちら。 日本語の情報は、SRAOSSが提供する技術情報をご覧ください。ダウンロードは以下から。
PostgreSQLのマイナーバージョンアップがありました。 ストリーミングレプリケーションで、場合によってはスタンバイのデータが欠損する可能性があるバグ、トランザクション周回対応のバグによりデータが失われるバグなどが修正されています。 今回リリースされたのは、
です。 本家アナウンスはこちら。 日本語の情報は、SRAOSSが提供する技術情報をご覧ください。
ダウンロードは以下から。
PostgreSQL用クラスタソフトのpgpool-IIの最新安定版3.3.2他がリリースされました。
レプリケーションモードと拡張プロトコルを組み合わせた場合にデータ不整合が起きる可能性があった問題の修正や、クエリキャッシュ利用中にsegfaultすることがあった問題などが修正されました。 また、Coveryを使って検出された問題が多数修正されています。 詳細はリリースノート(3.3.2)、 リリースノート(3.2.7)、 リリースノート(3.1.10)、 リリースノート(3.0.14) を参照下さい。
ダウンロードは以下から。
今回から2ノード構成専用の3.3.2用のインストーラが、PostgreSQL 9.3だけでなく、9.2にも対応するようになりました。 インストーラを使うと、pgpoolAdmin、watchdogも含めて簡単な質問に答えるだけでセットアップが完了します。 (CenOS 6 x84_6_64用)
今回から、RPM/SRPMは、PostgreSQL 9.3用と9.2用で別パケージとして提供されています(CenOS 6 x84_6_64用) 詳細はダウンロードページにて。
です。 本家アナウンスはこちら。 日本語の情報は、SRAOSSが提供する技術情報をご覧ください。
7.4、8.0、8.1, 8.2, 8.3系列は保守が終了しているので、リリースされません。
ダウンロードは以下から。
前回のメジャーバージョンアップから1年、スケジュール通りにPostgreSQL 9.3.0がリリースされました。 主な新機能・改良は以下の通りです。
本家アナウンスはこちら。 日本語の情報は、SRAOSSが提供する技術情報をご覧ください。
ダウンロードは以下から。
PostgreSQL用クラスタソフトのpgpool-IIの最新安定版3.3.1他がリリースされました。
3.3.0の時にパッケージから漏れていたregression testの追加、オンメモリクエリキャッシュのクラッシュの修正、pgpool_setupが単独で動作しなくなっていたことの修正などが行われています。 詳細はリリースノート(3.3.1)、 リリースノート(3.2.6)、 リリースノート(3.1.9)、 リリースノート(3.0.13) を参照下さい。
ダウンロードは以下から。
今回から、2ノード構成専用の3.3.1用のインストーラが提供されています。pgpoolAdmin、watchdogも含めて簡単な質問に答えるだけでセットアップが完了します。 (CenOS 6 x84_6_64用)
今回から、RPM/SRPMも提供されていますCenOS 6 x84_6_64用)
PostgreSQL用クラスタソフトpgpool-IIの最新版3.3.0が正式にリリースされました。
詳細はリリースノートをご覧ください。
また、pgpoolAdminも新しくなり、他のpgpool-IIのwatchdogの状態が見られるようになるなど、機能強化されています。
ダウンロードは以下から。
PostgreSQL用クラスタソフトのpgpool-IIの最新安定版3.2.5他がリリースされました。
内部クエリ発行時のクラッシュやハング、オンメモリクエリキャッシュ利用時のクラッシュのバグなどが修正されているほか、PostgreSQL 9.3で導入されたPostgres_fdwへの対応などが行われています。 詳細はリリースノートを参照下さい。
ダウンロードは以下から。
PostgreSQL用クラスタソフトのpgpool-IIの最新安定版3.2.4他がリリースされました。
レプリケーションモードで、時刻、日付の書き換え処理に起因するクラッシュや、ヘルスチェックにおけるダウン検知の遅延(3.2系のみ)のバグなどが修正されています。 詳細はリリースノートを参照下さい。
ダウンロードは以下から。
PostgreSQL 9.0以上で深刻な脆弱性が発見されたため、PostgreSQLのマイナーバージョンアップがありました。
具体的には、DBの正規アカウントを持たないユーザが、psqlなどの一般的なツールでDBに
です。 本家アナウンスはこちら。 日本語の情報は、SRAOSSが提供する技術情報をご覧ください。
7.4、8.0、8.1, 8.2, 8.3系列は保守が終了しているので、リリースされません。
ダウンロードは以下から。
PostgreSQL用クラスタソフトのpgpool-IIの3.2.2に重要なバグが見つかり、3.2.3がリリースされました。これは、ヘルスチェックが有効なときに、バックエンドの障害を検知するとpgpool-IIのメインプロセスが終了して以後pgpool-IIが利用できなくなる、という障害です。この障害から復帰するには残留したプロセスを手で終了させてpgpool-IIを再起動する必要があります。3.2.2をお使いの方は、至急3.2.3にアップグレードすることをお勧めします。なお、3.1系、3.0系にはこの障害はありません。
ダウンロードは以下から。
PostgreSQL用クラスタソフトのpgpool-IIの最新安定版3.2.2他がリリースされました。
DBノードのアタッチ、デタッチを繰り返した場合にハングする問題、md5認証の不具合などの修正のほか、 3.2.2ではバックエンドへの接続に関する非同期接続にまつわる不安定さの修正、watchdog、オンメモリクエリキャッシュ周りのバグ修正も行われています。 詳細はリリースノートを参照下さい。 なお、pgpoolAdmin-3.2.2は、pgpool-II 3.2系だけでなく、3.1系、3.0系にも対応しています。
ダウンロードは以下から。
PostgreSQLのマイナーバージョンアップがありました.今回リリースされたのは,
です。本家アナウンスはこちら。 日本語の情報は、SRAOSSが提供する技術情報をご覧ください。 このリリースでは、関数呼び出しによってPostgreSQLを落とすことができる脆弱性の修正の他、 ストリーミングレプリケーション関係での多数のバグ修正、autovacuumによって縮小されるはずのゴミ領域が縮小されず、テーブルが肥大化することがある障害の修正などが行われています。
7.4、8.0、8.1, 8.2系列は保守が終了しているので、リリースされません。 また、8.3系列は今回が最後のリリースとなります。
ダウンロードは以下から。
PostgreSQLのマイナーバージョンアップがありました.今回リリースされたのは,
です。本家アナウンスはこちら。 日本語の情報は、SRAOSSが提供する技術情報をご覧ください。 このリリースでは、複数のインデックス周りのバグなどが修正されています。 特にCREATE INDEX CONCURRENTLTYコマンドで不正なインデックスが生成される問題が修正されており、今までこのコマンドを使っていたユーザはREINDEXコマンドを使ってインデックスを再作成することが推奨されています。
7.4、8.0、8.1, 8.2系列は保守が終了しているので、リリースされません。
ダウンロードは以下から。
PostgreSQL用クラスタソフトのpgpool-IIの最新安定版3.2.1他がリリースされました。
メモリーリークなど多数のバグ修正がおこなわれています。 詳細はリリースノートを参照下さい。
ダウンロードは以下から。
PostgreSQLのマイナーバージョンアップがありました.今回リリースされたのは,
です。本家アナウンスはこちら。 日本語の情報は、SRAOSSが提供する技術情報をご覧ください。 このリリースでは、9.2, 9.1におけるインデックスの破壊、一部のクエリが誤った結果を返すバグなどの修正が行われています。 9.2, 9.1ではアップデート後、VACUUMやREINDEXの実行が推奨されています。 手順についてはSRAOSSの日本語情報を見るか、 本家Wikiページをご覧ください。
7.4、8.0、8.1, 8.2系列は保守が終了しているので、リリースされません。
ダウンロードは以下から。
待望のPostgreSQL 9.2.0がついにリリースされました。 PostgreSQL 9.2.0では、大幅な性能改善や各種の機能追加が行われています。
本家アナウンスはこちら。 プレスリリースはこちら。 日本語の詳細な技術情報は、SRAOSSにて公開されます。
ダウンロードは以下から。
参考までに本家アナウンスの抄訳を付けておきます。翻訳にあたっては、日本語プレスキット(http://www.postgresql.org/about/press/presskit92/jp/)を参考にさせていただきました(ちなみに、プレスキットとアナウンスは原文がほとんど同じです)。また、日本ではあまり意味がないと思われる、ユーザのリファレンスは省いてあります。
2012年9月10日: PostgreSQL Global Development Groupは、オープンソースデー タベースのリーダであるPostgreSQLの最新版 9.2のリリースを発表します。5月 にベータ版がリリースされて以来、開発者とベンダーは性能、スケーラビリ ティ、柔軟性の点でこのリリースが大幅に進歩したことを高く評価してきまし た。これまでになく多くのユーザがPostgreSQL 9.2に移行するものと期待されています。
リンク
- ソース、パッケージ、インストーラのダウンロード: http://www.postgresql.org/downloads
- リリースノート: http://www.postgresql.org/docs/9.2/static/release-9-2.html
- ドキュメント: http://www.postgresql.org/downloads
- 9.2の変更点: http://wiki.postgresql.org/wiki/What%27s_new_in_PostgreSQL_9.2
- プレスキット: http://www.postgresql.org/about/press/presskit92/jp
性能とスケーラビリティの改善
マルチCPU環境では最高64コアまでのリニアなスケーラビリティ、index-only スキャン、CPU電力消費 の低減により、PostgreSQL 9.2はもっとも要求の厳しいワークロードに対して、 高いスケーラビリティ、開発の柔軟性を有しています。連邦航空局や Heroku.comのような組織は、PostgreSQL上でアプリケーションを実行していま す。HPはリモートサポート用ソフトウェアとしてPostgreSQLを採用したことに加え、HP-UX/Itaniumを強化するソフトウェアとしても採用しました。
垂直スケーラビリティの改善により、PostgreSQLはより大規模なサーバのハー ドウェアリソースを活用できるようになりました。ロック管理、書き込み処理 の効率化、index-onlyスキャン、低レベルでの処理の各種改善により、データ ベースエンジンはより大きな負荷をこなすことができるようになりました。数 値に置き換えると以下のようになります。
- 秒あたり最高350,000回の検索問い合わせ(従来比4倍高速化)
- index-onlyスキャンによるデータウェアハウス問い合わせ(従来比2倍から20倍の高速化)
- 秒あたり最高14,000回の更新処理(従来比5倍高速化)
また、PostgreSQL 9.2ではカスケーディングレプリケーションの機能追加が行 われ、水平方向にスケールするより大きなサーバ群をユーザが利用できるよう になりました。
柔軟な開発者サポート
PostgreSQLの柔軟性は、様々な組織がPostgreSQLを利用していることにも見て 取れます。たとえば、NASA、シカゴ・マーカンタイル取引所、Instagramは、ミッ ションクリティカルなアプリケーションをPostgreSQL上で実行しています。 9.2では、RANGE型とJSONをサポートすることにより、より一層この柔軟性を拡 張しました。アプリケーション開発者はPostgreSQLをまったく新しい用途に使 うことができます。
RANGE型を利用して開発者はより良いカレンダー処理、科学技術、財務アプリケー ションを開発することができます。この機能を使うと時間や数の区間をうまく 扱うことができるのですが、他の主要なSQLデータベースはこの機能をサポート していません。
PostgreSQL 9.2では、問い合わせの結果をJSON型として返すことができます。 ユーザは、新しいPL/V8 Javascript、PL/Coffeeデータベースプログラミング拡 張、あるいはkey-valueストアである追加モジュールのHStoreを一緒に使うこと により、PostgreSQLをあたかも「NoSQL」ドキュメントデータベースのように扱 うことができます。一方で、PostreSQLの信頼性、柔軟性、性能といった点は引 き続き利用できるわけです。
PostgreSQLのマイナーバージョンアップがありました.今回リリースされたのは,
です。本家アナウンスはこちら。 参考までに簡約を付けておきます(正確な訳ではないので、あくまで参考にして下さい。正確な日本語の情報は、SRAOSSの技術情報をご覧ください)。
PostgreSQL Global Development Group は本日セキュリティ更新リリースを、すべてのサポート中のPostgreSQLのバージョンに対して行いました。 対象バージョンは、9.1.15, 9.0.9, 8.4.13 and 8.3.20です。 今回の修正では、他のオープンソースプロジェクトと同様、libxml2とlibxsltの脆弱性に対応する修正を行なっています。 すべてのユーザは、なるべく早くアップデートを行なって下さい。
このセキュリティリリースは、組み込みのXML機能と、XML2拡張を使ったXSLT機能の脆弱性に対応します。この脆弱性により、データベースユーザは任意のファイルの読み書きができるようになります。 この修正は、いくらかの非互換性をもたらします。 これらの問題は、以下の脆弱性に関連しています。
- CVE-2012-3488: http://cve.mitre.org/cgi-bin/cvename.cgi?name=CVE-2012-3488
- CVE-2012-3489: http://cve.mitre.org/cgi-bin/cvename.cgi?name=CVE-2012-3489
このリリースでは、9.1および他のバージョンのバグ修正を含んでいます。
- タイムゾーンデータの更新
- ドキュメントの修正
- max_wal_senderの上限を設定
- ALTER TABLE ADD CONSTRAINT USING INDEXにより生成された依存情報の修正
- PL/PythonにおけるUNICODE変換の修正
- WITH句とUNION/INTERSECT/EXCEPTの組み合わせの処理の修正
- sysloggerで、log_truncate_on_rotationが最初のローテーションでうまくいかないのを修正
- autovacuumのキャンセルを、直接ブロックされたプロセスからのみ行えるように修正
- fsync待ち行列の修正
- rfree()がコアダンプするのを修正
- Walsenderがタイムアウトとデッドロックに正しく応答するように修正
- PL/Perlの文字コード周りの修正
- selectivity演算子が正しいcollationを選ぶように修正
- 同期レプリケーションに不適切なスレーブが選ばれるのを防ぐように修正
- REASSIGN OWNEDがextentionsにも動作するように修正
- ENUM比較の競合を修正
- ディスク残量不足にNOTIFYが対応するように修正
- ARRAY副問い合わせのメモリーリークを修正
- レプリケーションのフェイルオーバ時にデータロスする可能性を減らした
- ホットスタンバイにおけるサブトランザクションの振る舞いを修正
今回の修正で組込XML機能を使った外部DTDのバリデーションが使えなくなるため、これを使っているユーザは、ワークアラウンドが必要になります。外部URLから文書やスタイルシートを xslt_process()を使って取得しているユーザは、その機能が使えなくなります。PostgreSQLプロジェクトのセキュリティ基準に準拠するためにこれらの機能を無効にせざるを得なかったことを残念に思います。こうしたXMLのセキュリティ問題への対処は、Webkit (CVE-2011-1774), XMLsec (CVE-2011-1425)、 PHP5 (CVE-2012-0057)の対処方法と大体同じです。
今までのマイナーバージョンアップと同様、ユーザはアップグレードの際にpg_dumpやpg_upgradeを使う必要はありません。 単にPostgreSQLを停止し、バイナリを更新すれば良いです。 そしてPostgreSQLを再起動してください。
サポート中のすべてのPostgreSQLのバージョンに影響があります。詳細はリリースノートをご覧ください。
7.4、8.0、8.1, 8.2系列は保守が終了しているので、リリースされません。
ダウンロードは以下から。
PostgreSQL用クラスタソフトのpgpool-IIの最新版3.2.0他、pgpoolAdminの新版、pgpool-IIの安定版などがリリースされました。
pgpool-II 3.2.0では、オンメモリクエリキャッシュや、組み込みHA(High Availability: 高可用)機能など、多数の新機能が追加されています。 詳細はリリースノートを参照下さい。 また、オンメモリクエリキャッシュと組み込みHA機能を手軽に試すことができるチュートリアルも公開されています。
ダウンロードは以下から。
これに合わせて、pgpool-II 3.2.0に対応したpgpoolAdmin 3.2.0も同時にリリースされました。 pgpoolAdmin 3.2.0では、pgpool-II 3.2.0だけでなく、pgpool-II 3.1.xやそれ以前のバージョンもサポートされています。
ダウンロードは以下から。
また、pgpool-IIの安定版もリリースされました。今回リリースされたのは、 3.1.4, 3.0.8, 2.3.4, 2.2.8 です。これらは、各メジャーバージョンの最新安定版です。 現在保守しているのは 3.2, 3.1, 3.0 ですが、ユーザからの要望があったため、2.3 と 2.2 の最新版もリリースされました。
ダウンロードは以下から。
PostgreSQLのマイナーバージョンアップがありました.今回リリースされたのは,
です。本家アナウンスはこちら。 7.4、8.0、8.1, 8.2系列は保守が終了しているので、リリースされません。
今回の修正にはバグ修正の他に、2つのセキュリティインシデントの修正が含まれています。
ダウンロードは以下から。
PostgreSQLのマイナーバージョンアップがありました.今回リリースされたのは,
です。7.4、8.0、8.1, 8.2系列は保守が終了しているので、リリースされません。
今回の修正にはバグ修正の他に、3つのセキュリティインシデントの修正が含まれています。
アナウンスにあるように、pg_dump、SSL証明書にによるユーザチェックを行っている、SECURITY DEFINERを使ったトリガを設定している場合は、できるだけ早めにバージョンアップすることをお勧めします。
ダウンロードは以下から。
PostgreSQL用クラスタソフトのpgpool-IIのバグ修正版3.1.2と3.0.6がリリースされました。
ダウンロードは以下から。
PostgreSQL用クラスタソフトのpgpool-IIの最新版3.1.1がリリースされました。 また、pgpool-II用のWeb GUIツールであるpgpoolAdminも3.1.1にバージョンアップしました。
pgpool-II 3.1.1/pgpoolAdmin 3.1.1は、pgpool-II 3.1/pgpoolAdmin 3.1に対するバグ修正バージョンです。 メモリーリークや、セグメンテーションフォルトを伴うようなバグも修正されており、3.1のユーザはバージョンアップをおすすめします。 詳細はリリースアナウンスをどうぞ。
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なお今回から、pgpoolの開発ホスティングサイトがhttp://www.pgpool.netに変更されています。 今後は、pgfoundryではなくて、こちらが開発コミュニティによって利用されるようになります。 また、これに伴い、ソースリポジトリもCVSからgitに変更されています。
PostgreSQLのマイナーバージョンアップがありました.今回リリースされたのは,
です。7.4、8.0、8.1系列は保守が終了しているので、リリースされません。 また 8.2系列は8.2.2を最後に保守が終了することになりました。 まだ8.2系をお使いの方は、8.3以降にバージョンアップすることをお勧めします。
今回の修正にはセキュリティfixは含まれていませんが、用途によってはクラッシュを伴うような障害の修正も含まれているので、バージョンアップをお勧めします。 詳細はこちら。
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2011年10月5日、東京でpgpool-IIの無償セミナーが開催されます。 リリースされたばかりのpgpool-II 3.1について学びたい方、pgpool-IIの開発動向を知りたい方、是非ご参加ください。 詳細、申し込みはこちら。
PostgreSQLのマイナーバージョンアップがありました.今回リリースされたのは,
です。7.4、8.0、8.1系列は保守が終了しているので、リリースされません。 また 8.2系列は8.2.2を最後に保守が終了することになりました。 まだ8.2系をお使いの方は、8.3以降にバージョンアップすることをお勧めします。
今回の大きな修正は、すでに9.1.0で行われたものがほとんどです(したがって、9.1.1の修正は軽微なものです)。 9.0.5などで取り込まれた比較的重大なバグ修正は以下です。
技術的な解説はSRA OSSの技術情報ページから参照できます。
なお、今回のバージョンアップにより、9.0以前においてもシーケンスに対するSELECT FOR UPDATEが禁止されました。 これによって、pgpool-II 3.0のレプリケーションモードが利用できなくなります。 (pgpool-II 3.1はこの問題にすでに対処済み) pgpool-IIの開発コミュニティでは、この問題に対処したpgpool-II 3.0系列のマイナーバージョンアップを10月中に行う予定です。 それまで PostgreSQL のバージョンアップをお待ちいただくようにお願いします。
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待望のPostgreSQLのマイナーバージョンアップがありました。 主な追加機能、改良点としては、
技術的な解説はSRA OSSの技術情報ページから参照できます。
ダウンロードは以下から。
なお、PostgreSQL 9.1では、シーケンスに対するSELECT FOR UPDATEが禁止されました。 これによって、pgpool-II 3.0のレプリケーションモードが利用できなくなります。 (pgpool-II 3.1はこの問題にすでに対処済み) pgpool-IIの開発コミュニティでは、この問題に対処したpgpool-II 3.0系列のマイナーバージョンアップを10月中に行う予定です。 それまで PostgreSQL のバージョンアップをお待ちいただくようにお願いします。
PostgreSQL用クラスタソフトのpgpool-IIの最新版3.1がリリースされました。 1年ぶりのメジャーバージョンアップになります。
pgpool-II 3.1では、syslogへの対応、PostgreSQL 9.0で導入されたapplication_nameへの対応、PostgreSQL 9.1で導入された unloggedテーブルへの対応などの新機能の他、Streaming replicationモードにおいて、オンラインリカバリ時やフェイルバック時にクライアントのセッションが切断されずに継続されるなどの改良が行われています。 他にも多数の新機能、改良点があります。 詳細はリリースノートをどうぞ。
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PostgreSQLのマイナーバージョンアップがありました.今回リリースされたのは,
です。7.4、8.0、8.1系列は保守が終了しているので、リリースされません。
今回の大きな修正は、pg_dumpを使わずにデータベースを移行できるツール pg_upgrade のバグ対応です。 このバグは深刻なもので、最悪データロスの可能性があります。 以前pg_upgradeを使ってバージョンアップした方は、以下の手順にしたがってデータを修復してください。 pg_dump/pg_dumpallを使ってバージョンアップした方はもちろん心配要りません。
なお、技術的な解説はSRA OSSの技術情報ページから参照できます。
ダウンロードは以下から。
PostgreSQLのマイナーバージョンアップがありました.今回リリースされたのは,
です。7.4、8.0、8.1系列は保守が終了しているので、リリースされません。
今回はストリーミングレプリケーションにおいて、正しくレプリケーションされないバグなどが修正されています。
詳細な解説はSRA OSSの技術情報ページから参照できます。
ダウンロードは以下から。
PostgreSQLのマイナーバージョンアップがありました.今回リリースされたのは,
です。7.4、8.0系列は保守が終了しているので、リリースされません。 また、8.1系についても今回が最後のリリースとなります。
今回は、ベースバックアップからのリカバリの際のエラー、GINインデックスのWALリプレイにおけるバグ、ストリーミングレプリケーションのバグ修正など、重要なバグ修正が含まれています。
詳細な解説はSRA OSSの技術情報ページから参照できます。
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PostgreSQL 8.4をベースにした商用パッケージPowerGres V7のベータ版ダウンロードが開始されました。 PowerGres V7は、PostgreSQL 8.4が対応していないWindows 64bit環境に対応するなど、PostgreSQLの優れた信頼性や性能を受け継ぎながら、独自の拡張と改良を加えた商用パッケージです。
詳細はこちら。
ベータ版のダウンロードはこちら。
PostgreSQL用クラスタソフトのpgpool-II 2.2の最新安定版がリリースされました。
このバージョンでは、ロードバランスの重みパラメータweightの扱いが改善され、 また一時テーブルがマスター/スレーブモードで利用できるようになりました。 もちろんいつものように2.2.5以前の色々なバグが修正されています。
ダウンロードは以下から。
日本PostgreSQLユーザ会(JPUG)が2009/11/20-21に渡って開催するPostgreSQL Conferenceは今年はひと味違います。 JPUGの誕生10周年を記念し、海外から多数の講演者、参加者を迎える「国際コンファレンス」となっています。 初日は、現在開発中の"Streaming Replication/Hot Standby"の開発者による注目セッションをはじめ、エンタープライズ用途でPostgreSQLを使用するためのノウハウが満載のセッションが目白押しです。 また、夕方から通訳付のレセプションがあり、PostgreSQLのコアメンバ、開発者と直接お話ができます。 21日は「濃い」セッションが満載。ランチセッションでお弁当を食べながらPostgreSQLのチューニングについて学びましょう。 コンファレンスの締めくくりは、お約束のライトニングトーク。 何が飛び出すか分かりません!
コンファレンスの詳細、申し込みは、ここからどうぞ。チケットの販売は2009/11/15(日)中までとなっていますので、お急ぎ下さい。
PostgreSQLの実装に興味をお持ちの方のために、PostgreSQLの内部について解説する記事を書き始めました。 とりあえずは過去にWEB+DB PRESSに連載していた記事を現在の状況に合わせて焼き直すこところからはじめます。 今回は概要編で、PostgreSQLのプロセス構造とソースツリーについて書いています。
PostgreSQL用クラスタソフトのpgpool-II 2.2の最新安定版がリリースされました。 以下のようなバグ修正が行われています。
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PostgreSQLのマイナーバージョンアップがありました.今回リリースされたのは,
です(例によって,8.0.22, 8.1.18用のWindowsバイナリは提供されません)。 主な修正内容は以下です。詳細はリリースノートをご覧下さい。
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国産OSSメールソフトSylpheedに、PostgreSQLの全文検索技術を搭載したSylpheed Proが1.1にバージョンアップしました。 フレーズ検索(一続きの単語を検索)、Windows Mailからの移行が可能となるなど、機能アップされています。 1.0の正規ユーザは無償でそのまま移行できます。 詳細はこちら。 評価版のダウンロードはこちらから。 オンラインでのライセンス購入はこちらから。税込み3,150円です。
PostgreSQLの実装に興味をお持ちの方のために、PostgreSQLの内部について解説する記事を書き始めました。 とりあえずは過去にWEB+DB PRESSに連載していた記事を現在の状況に合わせて焼き直すこところからはじめます。 スタートは、ネットワークプログラミングの基礎、実装PostgreSQLの通信プロトコル、pgpool-IIにおけるPostgreSQL通信プロトコルについての記事です。
国産OSSメールソフトSylpheedに、PostgreSQLの全文検索技術を搭載したSylpheed Proが発売されました。 最近では何万件も過去メールを溜め込む方も珍しくないと思いますが、Sylpheed Proならそのような場合でも 極めて高速に目的のメールを探し出すことができます。さらに、添付ファイルの中身までも全文検索できるため、 Word, Excel, PowerPoint書類付のメールの山に悩まされている方にもお勧めです。 詳細はこちら。 評価版のダウンロードはこちらから。 オンラインでのライセンス購入はこちらから。税込み3,150円です。
PostgreSQL 8.4が正式リリースされました!8.4では、再帰SQLのサポート、 Window関数のサポート、列単位のアクセス権、並列リストア処理、VACUUM関連の性能、機能の大幅改善など、 数々の改良が行なわれています。 特に、FSMの設定が必要なくなり、よほど大規模でなければ、すべてautovacuum任せで運用できるようになったのは嬉しい限りです。
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「PHPxPostgreSQLで作る最強Webシステム」の改訂版を出しました。
PostgreSQL 8.3.7とPHP 5.2.9に対応しています。
待望のPostgreSQL 8.4のベータテストがはじまりました。8.4では、再帰SQLのサポート、 Window関数のサポート、列単位のアクセス権、並列リストア処理、VACUUM関連の性能、機能の大幅改善など、 数々の改良が行なわれています。
ダウンロードは以下から。なお、今後リリースされる8.4のベータ版については本ページでは特にお知らせをしませんので、 ベータ版を追い掛けたい方は、ときどき ftp://ftp.sra.co.jp/pub/cmd/postgres/8.4beta の下を覗いてみてください。
PostgreSQLのマイナーバージョンアップがありました.今回リリースされたのは,
です(例によって,8.0.21, 8.1.17用のWindowsバイナリは提供されません).
詳細な変更点はリリースノートをご覧下さい.
ダウンロードは以下から.
PostgreSQL用クラスタソフトのpgpool-II 2.2と専用GUIツールpgpoolAdmin 2.2がリリースされました。 多くのバグ修正の他、以下のような機能が追加されています。主な修正内容は以下です。
ダウンロードは以下から。
PostgreSQLのマイナーバージョンアップがありました.今回リリースされたのは,
です(例によって,8.0.20, 8.1.16用のWindowsバイナリは提供されません).
詳細な変更点はSRA OSSのページをご覧下さい.
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PostgreSQLの全文検索機能を使い,高速にメールの全文検索を行なうソフト Sylph-searcherの1.1.1がリリースされました.
今回のリリースでは,Windows用の一括インストーラが提供されたのが注目されます. このインストーラには,PostgreSQL,mecabと言った必要なソフトがすべて同梱されているため, このインストーラだけですぐにWindows上でSylph-searcherが使えるようになります. 是非お試し下さい.
PostgreSQLのマイナーバージョンアップがありました.今回リリースされたのは,
です(例によって,8.0.19, 8.1.15用のWindowsバイナリは提供されません.これらのバイナリが必要な方は,SRA OSSが販売するPowerGresという製品を利用することもできます).
今回のリリースはセキュリティfixではありませんが,GiSTインデックスを使用した際の検索ミスが修正されているため,GiSTあるいはPostGISを利用している場合は早めのアップデートをお勧めします.
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おまけ.日経IT Proの記事を追加しました.今回は,開発中の8.4で実装される「再帰SQL」です. こちらでどうぞ.
PostgreSQLのマイナーバージョンアップがありました.今回リリースされたのは,
です(例によって,8.0.18, 8.1.14用のWindowsバイナリは提供されません).
今回のリリースはセキュリティfixではないので,緊急のアップデートは必要ありませんが,一部データのロスや, 検索結果が不正になるようなバグ修正も含まれているので,早めのアップデートをお勧めします.
ダウンロードは以下から.
PostgreSQLのマイナーバージョンアップがありました.今回リリースされたのは,
です(例によって,8.0.17, 8.1.13用のWindowsバイナリは提供されません).
注意して頂きたいのは,8.3.2, 8.2.8, 8.1.12, 8.0.16, 7.4.20を飛ばして今回のリリースがあったことです. 実は8.3.2, 8.2.8のリリース直前(というか,実際にはtar ballがアップロードされた後) 重大な問題が見つかり,急遽8.3.3, 8.2.9をリリースすることにしたからです. その問題というのは,負の定数を含むSELECT DISTINCTのVIEWをdumpした結果をrestoreしようとするとエラーになる, というものです.詳細は以下参照.
Subject: [GENERAL] Problems with pg_dump ? From: Alexandr Popovちなみに,この問題は,8.2.7,8.3.1でdumpしたときのみ発生します.To: pgsql-general@postgresql.org Date: Fri, 6 Jun 2008 16:25:44 +0300
この他にも多数バグが修正されており,特にWindowsで多数の問題がfixされています.
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PostgreSQLのマイナーバージョンアップがありました. VACUUM FULL,PREPARED QUERYなどのバグが修正されています.
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待望のPostgreSQL8.3.0が正式リリースされました. 更新性能を画期的に改善するHOT,全文検索機能の本体への組み込みなど,今までになく大幅な性能,機能改善が行われています.関連情報がMyComの記事にもあります.
ダウンロードは以下から.
7.3から最新安定版の8.2系までに,脆弱性対策などの理由により,PostgreSQLのマイナーバージョンアップがありました. 脆弱性は何点かありますが,一番重大なのは,関数インデックスや式インデックスなどで悪意のある関数が登録されて,そのテーブルでスーパユーザ権限でVACUUMなどが実行されると,悪意のある関数もまたスーパユーザ権限で実行されてしまう,というものです。 「トロイの木馬」によるスーパユーザ権限奪取という,典型的な脆弱性パターンです。 他にも,dblink関連の脆弱性修正などが行われています。
すべてのユーザは,なるべく早くバージョンアップされることをおすすめします. ダウンロードは以下から.
ちなみに,今回の7.3.21をもって,7.3系のアップデートは今後行われません。7.3系のユーザは,すみやかに最新版に移行することをお勧めします。 また,8.0系,8.1系のWindowsバイナリは,今回のビルドが最終です。今後,8.0系,8.1系のバージョンアップがあっても,ビルドされませんので,すみやかに8.2に移行することをお勧めします。
pgpool-II 2.0が正式リリースされました!
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pgpool-II 2.0.1がリリースされました。pgpool-II 2.0のレプリケーションモー ドで,プロセスが落ちるという致命的な問題が修正されています。 pgpool-II 2.0ユーザは,早急にアップデートすることをお勧めします。
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PostgreSQL用のレプリケーションミドルウェア,pgpool-IIのメジャーバージョ ンアップ版,pgpool-II 2.0のベータテストが開始されました. 2.0では,待望のオンラインリカバリが実装されるなど,レプリケーションの機 能が大幅に強化された他,pgpool-IIの特長であるパラレルクエリ機能も強化さ れ,複数テーブルのJOINにおいても効果的に性能向上できるようになっています (高速化できないケースもあります). そのほかの主な新機能は以下です.
ダウンロードは以下から.
待望のPostgreSQL 8.3のベータテストが開始されました.今回は長い間課題だっ た更新性能が大きく改善されるなど,非常に注目すべきリリースとなっています. 是非お試し下さい.8.3の改善項目については,SRA OSSのセミナー資料も参考にしてください.
ダウンロードは以下から.
5ヶ月ぶりにPostgreSQLのマイナーバージョンアップがありました. 今回の大きな修正は,LAZY VACUUMのバグ修正です.LAZY VACUUMは7.3から導入 された「ロック」しないVACUUMです.単にVACUUMを実行すると,LAZY VACUUMが 実行されます.今回見つかったバグが,LAZY VACUUMが導入されて以来潜んでい たバグで,タイミングによってはインデックスが壊れ,SELECTなどで不正な検索 結果を返すという,比較的重大な問題です.
すべてのユーザは,なるべく早くバージョンアップされることをおすすめします. ダウンロードは以下から.
大変遅くなりましたが,5月にカナダのオタワで開催された第2回PostgreSQL Conferenceの 参加レポートを掲載しました.写真も多数掲載しているので,是非ご覧下さい. レポートはこちら.
PostgreSQLに脆弱性が見つかり,7.3から8.2系まで一斉にマイナーバージョンアップがありました. この脆弱性はSECURITY DEFINER関数を使っていない限り発生しません. SECURITY DEFINER関数を使っている場合は,単にバイナリを入れ替えただけでは脆弱性は修正されません. ユーザ定義関数にも手を入れる必要があります.詳細はCREATE FUNCTIONのマニュアルをご覧下さい.
ただ,今回のバージョンアップでは,statistics collectorの深刻なパフォーマンス劣化,VACUUM FULLをかけた際に データが不正な状態になるバグなど,比較的重要なバグ修正も含まれていますので, 脆弱性に該当しない使い方をしている場合でもなるべく早くバージョンアップすることをお勧めします. ダウンロードは以下から.
PostgreSQL用のコネクションプール/レプリケーションサーバであるpgpoolが久々にメジャーバージョンアップして3.2になりました. ソースコードはここからダウンロードできます.今回追加された主な機能は以下です.
ユーザ定義関数呼び出しなどに係わる脆弱性が見付かり,7.3から8.2までのすべてのバージョンにもマイナーバージョンアップがありました. なお,8.0.11, 8.1.7, 8.2.2もこの間リリースされていますが,深刻なバグが発見されたため,急遽8.0.12, 8.1.8, 8.2.3がリリースされた経緯があります.これらのバージョンは使用しないでください.
また,tsearch2の日本語対応パッチは8.2.3で取り込まれています.
ダウンロードは以下から.
PostgreSQLのcontribに付属する全文検索ソフトtsearch2はCロケールでは日本語が 通らない問題がありました.御存じのように,PostgreSQLではCロケール以外を設定すると, 日本語のソートなどで問題を起こすため,日本語利用時にはCロケールの利用が推奨されています (ここで言う「日本語」とは,データベースエンコーディングとしてEUC_JPまたはUTF_8を 使うことを意味します). しかしCロケールではtsearch2で日本語が使えないというジレンマに陥っていました. 今回の修正により,このジレンマが解消されたわけです. 修正は今後リリースされる8.2.2,8.3に反映されます. それまで待てない方は,8.2.1用のパッチをお使いください.
なお,このパッチは筆者が作成したものにtsearch2開発者が手を加えています.
PostgreSQL 8.2.1が予定どおりに正式リリースされました.このリリースでは,特定のSELECTでクラッシュするバグや,OUTER JOINが正しくない結果を返すことがあるなどの重要なバグ修正が行われています. 8.2.0のユーザはすみやかに8.2.1にアップグレードすることをお薦めします.
また,8.2.1のリリースにともない,7.3から8.1までのすべてのバージョンにもマイナーバージョンアップがありました.ダウンロードは以下から.
2007年最初のおしらせです.本年もよろしくお願いします.
PostgreSQL 8.2.0のバグ修正版である8.2.1のリリース予定がアナウンスされました.
それによると,2007年1月8日がターゲットになっているようです.
待望のPostgreSQL8.2.0が正式リリースされました.
全文検索インデックスGIN,ウォームスタンバイ機能の追加などのほか,性能面
でも改善がありました.
関連記事が日経IT Proの連載にもあります(下の方のリンクをご覧ください).
ダウンロードは以下から.
PostgreSQL8.1から7.3系列まですべてにマイナーバージョンアップがありました. いつもようにバグ修正がされていますが,特に8.1.5では,誤ってbitmap scanを 選択し,パフォーマンスが悪くなるケースなど,性能に関するバグ修正も 一部されています.
ダウンロードは以下から.
開発中のPostgreSQL 8.2がいよいよβテストフェーズに入りました. マルチプロセッサでの性能向上や,新しいインデックスタイプの追加などが行われています. 関連記事がPostgreSQLウォッチの25回と30回にもありますので,そちらもご覧ください.
PostgreSQLにSQLインジェクションを許すセキュリティホールが見つかり,8.1か ら7.3系列まですべてにマイナーバージョンアップがありました. 早急なバージョンアップをおすすめします. 詳細はPostgreSQLウォッチにて
ダウンロードは以下から.
こちらでどうぞ.[2007/3/21 update]
WEB+DB PRESSに連載していた記事をPDFの形で公開しました.Vol. 30(2005/12月出版)まで公開しています.
詳細は雑誌執筆歴をご覧ください.
PostgreSQL 8.1.xのSET ROLEコマンドに重大な脆弱性が見つかり,PostgreSQL
8.1.3がリリースされました.PostgreSQL 8.1.xをお使いの方は直ちにバージョンアップすることをお勧めします.
また,バグフィックスのために
PostgreSQL 7.3から8.0までのすべてにマイナーバージョンアップがありました.
詳細はPostgreSQLウォッチにて
ダウンロードは以下から.
PostgreSQL 7.3から8.1までのすべてにマイナーバージョンアップがありました. Windows版のPostgreSQLに脆弱性が見つかっています.PostgreSQL 8.0.x, 8.1.x の Windows版をお使いの方は,至急バージョンアップすることをおすすめします. また,PostgreSQL 8.0.x, 8.1.xにはコミットしたデータが失われることがあるという比較的深刻な バグも含まれるので(全プラットフォーム共通),Windows以外のユーザも 早急なバージョンアップをおすすめします.
主な修正内容を説明します(カッコ内は修正が行われたバージョン).
ダウンロードは以下から.
PostgreSQL 7.3から8.1までのすべてにマイナーバージョンアップがありました。
ついに待望のPostgreSQL 8.1が正式リリースされました.今回は性能面で大き な改善があったようです.主な改善点を以下に示します.
詳細は日経IT Proの連載でどうぞ. ちなみに,pgpoolが8.1で動作することも確認済です.
VACUUMが不正なデータを生成し,その影響でまれにバックエンドがcrushする バグが修正 されました.そのほか,8.0.4ではCREATE DATABASE後にシステム クラッシュしてリカバリした後インデックスが消失する,FULL JOIN,IN (SELECT DISTINCT ...)で誤った結果を返すことがあるなどのバグが修正され ています. 旧バージョンをお使いの方は、なるべく早く新しいバージョンに移行すること をおすすめします。
待望のPostgreSQL 8.1のベータテストが開始されました.8.1での主な改良点は以下のとおりです.
分散トランザクションを管理をするために不可欠な機能である二相コミット が実装された.
よりインデックスを有効に使用するビットマップスキャンが実装された.
マルチプロセッサシステムで性能の上がらない原因の一つであったバッファ キャッシュのロック競合の改善が行われ,マルチプロセッサシステムでの性 能が飛躍的に向上した.
ロールはユーザ/グループモデルよりも柔軟性があり,かつSQL標準により準 拠したセキュリティモデルである.
PostgreSQL 8.1betaは, http://www.postgresql.org/developer/beta で入手できます.
SELECT FOR UPDATE時にデータの一貫性が一次的になくなるバグ,VACUMMと INSERT/UPDATEを同時に行った場合にまれにデータが消失する,CONVERSION関 数を利用したセキュリティホール(7.3以降のみ)などの重大な問題が修正され ています.旧バージョンをお使いの方は、なるべく早く新しいバージョンに 移行することをおすすめします。
なお,CONVERSIONのセキュリティホールを修正するためには,システムカタロ グの変更が必要です.これは通常initdb+dump/reloadが必要になりますが,新 しいリリースではinitdbをしないで済む方法が解説されていますので,それを 利用する方法もあります.また,DBの一般ユーザが自由にSQLを使うことがで きない環境であれば,このセキュリティホールは問題にはならないので,その ような場合には放置する,という選択枝もあり得ます.
Cロケールでupper()/lower()が正しく動作しない問題,トランザクショ ンの中でテーブルを作成し,カーソルでアクセスしたままコネクション を切ったときにバックエンドがクラッシュする問題など,複数のバグが 修正されています.
8.0.1をお使いの方は、なるべく早く移行することをおすすめします。 なお,8.0/8.0.1のデータベースはそのまま使用できますが,libpqの共有ライ ブラリのバージョンが上がっているので,8.0系のlibpqを使っているフ ロントエンドプログラムは再リンクの必要があります.
WEB+DB PRESSに連載していた記事をPDFの形で公開しました.Vol. 24(2005/1月出版)まで公開しています. 詳細は雑誌執筆歴をご覧ください.
PostgreSQLの認定試験であるPostgreSQL CEの初の対策本が登場しました。
セキュリティfixを含むバグ修正を施した各種バージョンがリリースされま した。
ついにPostgreSQL 8.0がリリースされました。Windowsネィティブ対応、 PITR(Point In Time Recover:アーカイブログによるリカバリサポート)、 テーブルスペース、セーブポイントなど、ここ数年のバージョンアップで はなかったような大規模な機能追加が行なわれています。ソースの入手は 以下で可能です。
これらのリリースでは、データ更新とVACUUMが競合したときにデータが失われる可能性のあるバグ が修正されました。また、非常に大きな外部結合で、正しくない検索結果 が返るケースがあるバグが修正されました。
7.2.x, 7.3.x, 7.4.x をお使いの方は、なるべく早くこれらのバージョンに移行することをおすすめします。
7.4.5では、 主に1)クラッシュ後の自動リカバリで完全にデータがリカバリされないケースがある 2)btreeに同時更新が重なったときにバックエンドがクラッシュすることがある という問題が修正されました。 7.2.5、7.3.7では1)のみ対応しています(2)の問題は存在しない)。 それぞれ、以下から入手できます。
7.2.x, 7.3.x, 7.4.x をお使いの方は、なるべく早くこれらのバージョンに移行することをおすすめします。
NOTICE: FlushRelationBuffers(all_flows, 500237): block 171439 is referenced (private 0, global 1) FATAL 1: VACUUM (vc_repair_frag): FlushRelationBuffers returned -2のようなエラーメッセージが出る件の修正パッチです。 詳しくは README をどうぞ。
PostgreSQL 6.4.1 Fri Dec 18 00:29:11 EST 1998という記述があります。